お手入れの前に:同じ素材でも製品によって適切な方法は異なります。製品の取扱表示がこの記事の内容より優先します。判断に迷う場合は安全にお手入れするためにをご確認ください。

洗濯機・乾燥機の使用は、製品が「洗濯機洗い可」と表示している場合に限ってください。表示がない場合は手洗いか専門店をご検討ください。

スニーカーは洗濯機で洗える?素材だけで決めない可否判断と手洗い手順

結論:表示が確認できない靴は、洗濯機に入れない

「キャンバスだから洗える」「合皮だから大丈夫」と素材名だけで決めるのは避けましょう。同じ素材名でも、接着、芯材、クッション、装飾、染料は製品ごとに異なります。判断順は次のとおりです。

  1. 靴本体、箱、同梱説明書、メーカーの商品ページで洗濯表示を確認する。
  2. 「洗濯機可」と明記されている場合だけ、その条件に従う。
  3. 「不可」「手洗い」または表示不明なら、洗濯機を使わず手入れする。

New Balanceは自社の靴を洗濯機や乾燥機へ入れないよう案内しています。日本公式のお手入れ案内も、天然皮革・人工皮革は洗濯不可、織布は洗濯機で繊維を傷める場合があるとしています。[W01][W02] Nikeも自社品について洗濯機を推奨していません。[W03]

可否判断表

確認結果 洗濯機 次の行動
製品の公式表示に「洗濯機可」と条件がある 条件内なら可 指定水温・コース・洗剤・乾燥方法を守る
公式表示が手洗い指定/洗濯不可 不可 指定された手洗い・部分洗いへ
表示が見つからない 不可として扱う メーカーへ確認、または下の手洗い
天然皮革・スエードを含む 原則避ける 素材専用クリーナーと公式手順を確認
接着部の浮き、ひび、装飾の緩みがある 避ける 先に修理可否を確認

この表は個別製品の取扱表示を置き換えるものではありません。

表示不明のときの安全側の手洗い

  1. 靴ひもと、取り外せる中敷きを外す。
  2. 乾いた柔らかいブラシで砂や泥を落とす。
  3. 目立たない場所で、薄めた中性洗剤による色落ち・変色を確認する。
  4. ブラシや布へ少量を取り、強く浸さずに汚れを落とす。
  5. 洗剤分を湿らせた布で拭き取る。
  6. 形を整え、直射日光と熱源を避けて自然乾燥する。

New Balance公式は、低刺激・無着色洗剤を目立たない場所で試し、ブラシで洗い、湿らせた布で拭き、自然乾燥する方法を案内しています。[W01] 日本公式も織布の靴は日陰で自然乾燥し、直射日光、ストーブ、ドライヤー、乾燥機を避けるよう案内しています。[W02]

やらないこと

  • 「低温・弱水流ならどの靴でも安全」と考える
  • 革・スエード・装飾付きの靴を表示確認なしで丸洗いする
  • 漂白剤を素材確認なしで使う
  • ドライヤー、乾燥機、ストーブ、直射日光で急乾燥する

一次資料でまだ確認できていないこと

  • 「キャンバス/合皮/ニット」だけを入力すれば全メーカー横断で可否を決められる基準は未確認です。
  • 家庭用洗濯機側の取扱説明書で、靴の洗濯が許容されるかは機種ごとに確認が必要です。

出典